西尾市文化協会50年のあゆみ

西尾文化協会が設立されたのは昭和47年(1972)2月27日のことで、創立総会が西尾小学校の講堂で開催されました。発足当初の会員数は、7部門40部で普通会員552名、特別会員153名でした。初代会長に神谷茂氏が選出されました。

この年、4月に創立記念市民大茶会が開かれ、6月には文化財講演会「西尾の史跡と文化財」が行われ、8月25日に機関紙「西尾文化」創刊号が発刊され、10月~11月にかけて第1回文化祭として市民囲碁大会・書道講習会・市民映画祭・西尾市美術展、市民俳句大会・水石展・盆栽展・邦楽大会、諸流総合いけばな展が開催され、現在の文化協会の基礎が作られました。

 

昭和55年(1980)12月3日に待望の西尾市文化会館が竣工。文化協会の事務局も中央ふ

れあいセンターから文化会館に移動し、伝想庵茶室開きと記念茶会も行われました。

昭和57年(1982)第1回市民音楽祭を開催。この年、音楽部が文化協会へ入会。

 

昭和61年(1986)文化協会の事業として旧近衛邸茶室・書院解体資材および庭石・灯籠

などを京都から西尾へ搬入。旧近衛邸茶室移転資金チャリテイーバザーを同時開催する。

 

昭和62年(1987)9月~11月にかけて西尾城再建資金協賛を行い、約440万円集まりま

した。

 

平成2年(1990)1月27日 2代会長に和田喜久男氏が選出されました。

 

平成3年(1991)11月2日~3日 西尾文化協会創立20周年記念文化祭を開催。

 

平成4年(1992)5月1日 伝想庵茶会披露。この日から全日市民開放となり、文化協会

の年間席主当番も決まり、改めてスタートしました。

 

平成6年(1994)10月30日 わかしゃち国体剣道大会が西尾市総合体育館で開催され、

平成天皇・皇后両陛下をお迎えしました。この中で文化協会も、茶道部、華道部、写真部

の皆様が四日間連日参加し、感動ドラマの演出に大いに貢献しました。

 

平成7年(1995)6月29日 西尾が「三河の小京都」に認証され、西尾市観光協会が全国

京都会議に加盟しました。この年、旧近衛邸茶室と書院の復元が完成する。

 

平成8年(1996)4月7日 西尾歴史公園竣工記念第25回市民大茶会を、錦城体育館、旧

 近衛邸、尚古荘にて開催。

 

平成11年(1999)2月20日 3代会長に鈴木敏氏が選出されました。

 

平成12年(2000)3月20日 西尾幡豆珠算競技大会に本会の「優勝旗」を新調して贈る。

 

平成13年(2001)11月 西尾文化協会創立30周年記念式典を開催。

 西尾文化協会30年史を発刊。

 

平成14年(2002)4月1日 4代会長に石川松茂氏が選出されました。

 

平成15年(2003)市制50周年を記念して県民茶会など15の協賛事業を開催。県民茶会

に約6000人が集う。

 

平成16年(2004)9月12日 県文連西三河部芸能大会を開催。入場者数約1800名と

大成功。

 

平成20年(2008)4月1日、5代会長に山口一良氏が選出されました。

この年、岩瀬文庫百周年文芸部短歌研修会が開催されました。また、文化協会主催に

よる落語会が開催され、ヨネスケ、瀧川鯉昇、三増れ紋が出演し好評を博しました。

 

平成26年(2010)4月 6代会長に榊原康三氏が選出されました。

 この年11月10日、彫刻家山本眞輔氏製作のブロンズ像「いのち巡る」が西尾市役所

 正面玄関受付西に設置されました。西尾市主導で文化協会が協賛して実現したものです。

 

平成31年(2015)4月 7代会長に野々山幸和氏が選出されました。

 この年、西尾市より一色・吉良・幡豆の文化協会が法人化しその上で合併し、西尾市を

文化の面から活性化してほしいと要望される。

 

令和3年(2021)4月、8代会長に杉田愛次郎氏が選出されました。

この年、文化協会は法人化し、一般社団法人西尾市文化協会として新たに船出しました。

 

令和4年(2022)広報誌「西尾文化」は98号より情報発信を主としたものになる。

 

令和5年(2023)4月1日~2日 西尾市文化協会設立50周年記念文化祭を開催。

 50周年記念誌をデジタル化で発信予定。